HaLAオープンフォーラム

第14回オープンフォーラムウェブレポート

ハッピーライフアライアンス14開催レポート

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当日の講演動画はこちらよりご覧いただけます(会員限定)

開会の挨拶

小松信幸   2008年11月に生活者のハッピーライフを追求する中小企業同士の連携をサポートすることを提唱するために始まりましたが、企業連携の数よりも、講師の方に触発されて独自な活動が各会員様とその地域の方々との間で広がっています。岩手では子ども達を対象にした「立志教育プログラム」が立ち上がり、千葉では耕作放棄地を開墾して障がい者が働くしあわせを感じられる農場作りのプロジェクトがスタートします。そして、昨年10月に開催しました13回目のHaLAフォーラムで講演いただいた「ありがとう詩人・たけさん」を群馬にあるホールで500人規模の講演会を開かれた会員様もいらっしゃいます。

今年のHaLAのテーマは「グローバル視点」です。日本ではなく海外に目を向けようという意味ではなく、海外から見た視点から私たちが持つ価値を再発見していく気付きをご提供できればと考え、年間テーマとさせて頂いています。

今回は、海外に身を置かれたことにより日本人の持つ貴重な「気づかい」価値に改めて気付き現在日本各地で広げられている方と、海外から日本に移住されて気付いた日本人の「絆」の強さを写真におさめて活動されていらっしゃる方の2組にお話頂きました。


ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣

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 お1人目の講演は、大人の寺子屋「縁かいな」主宰者の上田比呂志さんに「ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣」というタイトルでお話頂きました。上田さんは新宿・荒木町にある老舗料亭「橘家」に生まれ育ち、幼い頃から家業の手伝いを通じて「気づかい」とは「おもてなしの心」とはを身をもって学ばれてきたというお話から始まりました。

『おもてなしは難しいことではない。
目の前にいる人が一番大切な人だと思い、その人は何をしたら喜んでくれるかを想像して、 実際に行動すること。』

橘家の大女将であり大商人だったお祖母様と上田さんの幼少時代のエピソードから、気づかいやおもてなしは決してマニュアルや仕組みでしか伝えられないことではなく、自ら体験する・自分で考えて気づく事から伝わることなのだと改めて感じさせられました。

 そして「気づかい」という文化のルーツについて「江戸しぐさ」をご紹介頂きました。江戸しぐさをご存知でいらっしゃいますでしょうか? 江戸時代、沢山の人々が江戸でひしめき合いながら生活をしている中で、増加する人間関係のトラブルを未然に防ぐために商人たちが考えたルールと言われているそうです。「傘かしげ」や「うかつあやまり」そして「時泥棒」などをご紹介頂きましたが、どれも相手を思いやる・気遣うしぐさです。この文化が日本人には脈々と受け継がれているとお話頂きました。

 

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 そして、「サービスやおもてなしのスペシャリストになりたい」と志して三越に入社され、フロリダの本場ディズニーでも勤務されていらっしゃいました。その時の体験や“ディズニーが成功している要因”なども沢山お話頂きました。現場では高度な接客スキルと組織に浸透させていく仕組み化を学ばれたそうですが、そこで改めて「日本人がいつも何気なく行なっている“気づかい”は、日本人にしかできない特別な習慣である」ということに気づかれたそうです。

「“サービス”はチップを払えば払うだけ良いサービスが受けられます。ということは、サービスは“買える”ということです。ですが、“気づかい”はどうでしょうか? 私たちは特別な見返りも求めず、相手が喜ぶことを行い、その方に喜ばれることを喜びと感じています。この心の無形文化財「気づかい」は今この時代だからこそ世界中から必要とされています」

と、ご自身の幼少時代の経験と海外勤務経験から感じられたメッセージを熱く発信して頂きました。

上田氏紹介

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3500組の親子写真の撮影から見えてきた日本人の絆

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 お2人目の講師は、30年前に来日されて以降3500組の日本の親子を撮影されているブルース・オズボーンさんと、奥さまでありプロデューサーの佳子さんにお話頂きました。

 親子の写真を最初に撮りるきっかけとなったのは、とある音楽雑誌でパンクロックのミュージシャンの写真を撮る時だったそうです。「親の顔が見てみたい」というちょっとした発想と、ちょうどその頃にご自身のお子さんが生まれるタイミングも重なり「親になるのはどんなことだろう?」という思いから始まったそうです。

 親子を撮影すると“違い”が見えるかと想像してスタートした撮影で見えてきたものは、数多くの“共通点”。そして、「日本人は個性がない」と言われていましたが、実は皆それぞれの個性と物語を持っているということにも、様々な親子の撮影を通して気付かれていきました。

 そして10年前に制定をされた「親子の日」。毎年7月には100組の親子を朝から晩まで撮影する“親子の日スーパーフォトセッション”というイベントを開催されているそうです。

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▼2011年の「親子の日」映像はこちらです!

 

 10周年を迎える「親子の日」は、2012年までに沢山の方々とのコラボ企画が立ち上がってきました。米原市では親子の日をきっかけに「まいばら親子の絆プロジェクト」がイベントとして開催されたり、全国各地で代償様々な共同イベントが開催されています。(最新情報はホームページ等でご覧下さい!)

 そして、昨年3月11日の東日本大震災をきっかけに立ち上がった「会いたいプロジェクト(i-tie.jp)」も新たにスタートされているそうです。

「presento for the future」(未来への贈り物)を新たなスローガンに掲げ、10周年目の活動を続ける親子の日プロジェクトはこれからも全国に広がっていきます。7月第4日曜日のイベントにぜひ「親子の日」を皆さんの会社や地域でも広めてみませんか?

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次回の第14回HaLAフォーラムは2012年2月を予定しております。

 

 また、HaLAフォーラムではお馴染みのスターリィマンのはせがわファミリーの皆さんにも10分ほどですがお話して頂きました。被災地支援の紙芝居プロジェクトの様子を伝えていただきましたが、この1年でもう40ヶ所に訪問されているそうです。

 HaLAもささやかではありますが、今回の最後にお配りさせて頂いたスターリィマンの絵葉書1枚あたり15円、合計3000円を紙芝居プロジェクトに寄付させて頂きました。この寄付は約6個分のキットパスとなり、被災地の子どもたちにプレゼントされるということです。その活動報告はまたHaLA会員の皆さんにお知らせさせて頂きますので、今しばらくお待ちください。

 

2部の様子

  第2部は1部と同じ会場で開催しました。ご講演頂いた講師の方にもご参加頂き、当日の感想をシェアされていたり新しいご縁がつながるなどの時間として皆さまにお楽しみ頂きました。

 また、今回はHaLAをきっかけに地域プロジェクトを立ち上げられた、岩手県の「立志教育」について、石川硝子店の石川社長からお話頂き、千葉県の「障がい者雇用を創出する新規就農」について、ビーテックの樋口社長からお話をして頂きました。

  良い波動がHaLAフォーラムから伝わっていくのが嬉しく、また、同じ価値観を持った全国の人たちが3ヶ月に1度、再会して交流するHaLAフォーラムの醍醐味を更に広めるためにも、引き続き活動していきます。

2部の様子

2部の様子

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